ポジティブ思考の本質
ポジティブ思考の本質
この記事は、「ポジティブ思考をすべきかどうか論理的に考察」の補足記事で、本記事でベースにしているポジティブ思考に対する僕の考えを説明します。
僕の考えでは、ポジティブ/ネガティブ思考は判断するための情報が欠けた部分について起こると考えています。
マインドセットの記事でも説明したたとえ話ですが、靴を履く習慣がない国に派遣された靴会社の営業マンが、習慣がないからここで靴は売れないと考えるか、靴の良さを宣伝して売れば、市場はがら空きだから大儲けできると考えるかは人によります。
なぜ人によるかというと、「靴を売ってみたら案外売れる/ほとんど売れない」かどうかは(判断するための情報がなく実際にやってみなければ)分からないからです。分からないので、プラス(売れる)に考えてもマイナス(売れない)に考えても間違いではありません。
ですが、人は多くの場合欠けている情報を自分の経験や受けた教育、先入観、思い込みなどで埋め合わせ(マインドセット)、「これは売れない/売れる」と考えてしまいます。
ですが、マインドセットは思い込みにすぎず、正しいとは限りません。たとえ過去に同じ経験をして失敗したことがあったとしても、(目の前の問題は全ての条件が同じなわけではないはずなので)次も失敗するとは限らないはずです。
で、ポジティブなマインドセットを持つと成功をつかむチャンスが多くなるなどメリットがあります。一方で、過剰なポジティブ思考だと、現実が見えずに失敗するリスクが高くなります。
リスクを回避し、メリットのみをつかむちょうどいいマインドセットを持つのが理想なわけですが、今、あなたのマインドセットは適度な位置にあるでしょうか。
あなたがもっとポジティブ思考をした方が良いのか、それとももっとネガティブ思考をした方が良いのかについては下の記事を読んでみてください。
まとめ
- ポジティブ/ネガティブ思考は判断するための情報が欠けた部分について起こる